【 説明 】
40年代に開窯した、スウェーデンの有名な陶器窯元・
Jie Gantofta/ジィ・ガントフタより
素敵な陶器製の器のご紹介です。
当店でJie工房をご紹介する際に、
”Anita Nylundの作品で有名な。。。”
とご案内することが良くあるのですが、
今回初めてそのAnita Nylund/アニタ・ニールンド
の作品を買い付けご紹介できることになりました☆
彼女の作品は、どれもカラフルで、ユーモアがあって、
どれも素敵なイラストでいっぱいですので、
沢山のストーリーが詰まった大変素晴らしい作品達。
ここスウェーデンは彼女の作品コレクターも昨今急上昇中で、
沢山の作品たちが高価に取引されています。
その中でも、こちらの一点は、
個人的には他の作品達とはちょっと違う。。。と思っている、
実は、m.i.S.店主である私が唯一所有している彼女の作品でもあります。
通常の作品は、かわいらしい日常の様子や
ねこさんやお花、お家や人物などが描かれているのですが、
こちらに描かれているのは、
擬人化されたキッチン周りのアイテム達。。。♪
きちんと、シリーズ名もあり、その名も
” Knytkalas ”(クニートカラース:訳・持ち寄りパーティ)
イラストを見て、なるほど、ここに集まっている皆がそれぞれ、
お茶や洋ナシやジャムで、これからアンパンマンのように
自分の一部をパーティに提供すると言うことなのね。。。
となんともユーモアのセンスでいっぱいです。
コーヒーフィルター君とカゴに入った青リンゴ姉妹の間にいるジャム子さんなんて、
まさに日本の”おた・ふく子”さんと言う名前がぴったりで、
みれば見るほど世界が広がり、我が家の子供達もこの器が大好きです☆
ちょっとむすっとしたヤカンさんや、困った顔の両手お鍋さん、
なんだか懐かしいちび丸子ちゃんのイラストを思い出させますね。。。♪
61年のみ製造されたシリーズで、
他にも10種類ほどあるらしいのですが、
残念ながら販売当時は余り人気が出ず、
直に製造停止となったアイテム達ですので、
市場には全くと言っていいほど顔を出さないシリーズです。
彼女の作品コレクターの方はもちろん、
ちょっと珍しい作風の北欧食器に興味にある方、
そして、毎日の生活にユーモアのエッセンスを取り入れたい方は、
こちらの機会を是非お見逃しなく。。。!!!
【 Anita Nylund/アニータ・ニールンド】
1931年生まれ。
Rorstrandの作品で世界的にも知られたGunnar Nylund/グンナー・ニールンドを父にもつ。
ストックホルムの絵画学校で勉強後フランスへ留学。
スウェーデンに帰国後直に、Jie Gantoftaにデザイナーとて採用され、
56-64年の間在籍。
この間発表した"Cookie" や "Janssons frestelse"など
数々のシリーズの作品たちは、今ではコレクターの間で高価に取引されるように。
65年にSyco Keramikに移籍。
67年にはSycoを離れてヨーテボリに自分のアトリエを開き、
オリジナル作品のデザイン他、フリーランスとしても活躍。
80年代初めに南スウェーデンに移住し"Konst och Design GAN"をオープン、
現在に至る。
彼女がデザインした作品は、他にも、RorstrandやRoyal Copenhagen、
そしてスウェーデンのガラス工房Eneryda Glasbrukからも発表されています。
【 コンディション 】
★★★★☆
若干の使用感・経年劣化(外側の青い釉薬の部分に見られる
小さな薄いスクラッチなど。※参照:詳細画像)が見られますが、
特に目立つダメージなどのない大変良い状態です。
※ モチーフの着色部分のうっすらとした色の滲み(※参照:全掲載画像)
縁の部分に2箇所ついた青い色(※参照:最後の2枚)や、
黄色いヤカンさんの前の底部分に見られる小さな凸(※参照:2段目一枚目)など、
全て製造過程で出来た/付いたものです。
【 製造元 】 Jie Keramik
【 サイン 】 Jie Sweden 361
【 生産国 】 スウェーデン
【 サイズ 】 縦 11cm 横 24.5cm 高 4.5cm
【 重量 】 380g( 商品のみ )
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