【 説明 】
スウェーデンのRorstrand社(ロールストランド)から
60年代頃に製造・販売された、エレガントな花瓶のご紹介です。
デザインを手がけたのは、Rorstrandでの巨匠とも呼ばれる
Carl-Harry Stålhane / カール・ハリー・ストールハーネ。
主に、無駄のないすっきりとしたフォルムの作品が多く、
それ故、どのようなインテリアにもしっくりと馴染む、
タイムレスな高級感のある作品達が多く見られます。
こちらは、その中でも、「BAHIA」シリーズとして、
数々のフォルムの花瓶、ボールなどがあり、
またお色も、こちらのホワイト(真っ白ではなく、
白に薄い薄いグレーとグリーンを被せようなシックな色合いです。)
のほかにも、モスグリーンや赤茶色の作品もあります。
今回ご紹介するのは、すっきりとしたデザインのエレガントな一点。
中央に入ったダークグレーの部分は、釉薬がかかっておらず
マットな感じに仕上げられており、
上下釉薬の入ったホワイトとのコントラストが大変素敵です。
スウェーデンの良い花瓶を一点。。。とお考えの方に、
是非・お勧めの大変素敵な作品です。
【 Carl-Harry Stålhane / カール・ハリー・ストールハーネ 】
1920年スウェーデン生まれ。
画家として大きな夢をもちながら、1939年に19歳にしてRorstrand社に入社。
30歳にして陶器の名人と呼ばれるほどで、
当時大きな功績を残していたGunner Nylundの跡を継ぐ形でリーダーとして
Rorstrand社で1973年に退社するまで、数多くの作品を残しました。
退社後は、個人で「 Designhuset 」をLidköpingに開窯。
他のデザイナーも雇い入れるなどして、試験的な作品を作り続け、
同時期にはデンマークのB&Gでも作品制作を担当しました。
1990年の彼の他界後、「 Designhuset 」は、
「 Formakademin 」として陶器専門学校となり、
現在でも沢山の作家をここで育成しています。
【 コンディション 】
★★★☆☆
中央のダークグレーの部分に1箇所修復のような跡があります。
(※参照:詳細画像。黒で塗りつぶしたような部分。約4mm)
製作時よりこの部分に若干の凹みがあるのが分かりますので、
そこにこのダークグレーの釉薬が上手に入っておらず、
以前の持ち主がそれを気にして黒いペンで
その部分を塗りつぶしたのかもしれません。。。
こちらの面を後ろしてしまえば、全く目には付きませんが、
お値段は上記を考慮したものとなっておりますので、
ご理解いただいた上でのご購入をお願いいたします。
その他、若干の経年劣化・使用感は見られますが、
上記以外に特に目立つダメージなどのない大変良い状態です。
※ 白い釉薬の下の部分に貫入が見られますが、こちらは製造過程で付くものです。
【 原産国 】 スウェーデン
【 スタンプ 】 (底に)Rorstrand Sweden BAHIA
【 サイズ 】 直径 4.5(口)-2.5-7(底径)cm 高 18.5cm
【 重量 】 250g( 商品のみ )
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