【 説明 】
スウェーデンのRorstrand社(ロールストランド)より
57〜60年代頃に製造・販売された、素敵なミニ・ボウルのご紹介です。
デザインを手がけたのは、Rorstrandでの巨匠とも呼ばれる
Carl-Harry Stalhane / カール・ハリー・ストールハーネ。
こちらはENTRE/オントレ/アントレと呼ばれるシリーズの作品で、
他にも様々なフォルムの花瓶や、テーブルウェア、
カラーも若草色やコバルトブルー、水色などがあり、沢山の商品展開がされていました。
今回ご紹介するのは、その中でも一番いろいろな場面で活躍してくれそうな、美しい水色のミニ・ボウルの一点☆
ボウルの内側部分は艶のある水色の釉薬、
そして、外側は、エンボス加工をした素焼き仕上げで、ストライプの模様がついており、
つやつやち着彩された部分とこちらの落ち着きのある仕上がりのコントラストが絶妙の美しさを醸し出した、
デザインセンスの高い、非常にお洒落な雰囲気の作品に仕上がっております。
スウェーデンでは、こちらのシリーズは大変人気があり、コレクターさんたちが沢山いるのも
納得の一点です。
今回、別カラーのイエローと大きなブルーのボウルもご紹介しているのですが、
掲載画像最後のように一緒に並べてあげると更に素敵です☆
市場になもなかなか出てこないお品となりますので、こちらの機会を是非お見逃しなく。。。!
【 Carl-Harry Stålhane / カール・ハリー・ストールハーネ 】
1920年スウェーデン生まれ。
画家として大きな夢をもちながら、1939年に19歳にしてRorstrand社に入社。
30歳にして陶器の名人と呼ばれるほどで、
当時大きな功績を残していたGunner Nylundの跡を継ぐ形でリーダーとして
Rorstrand社で1973年に退社するまで、数多くの作品を残しました。
退社後は、個人で「 Designhuset 」をLidköpingに開窯。
他のデザイナーも雇い入れるなどして、試験的な作品を作り続け、
同時期にはデンマークのB&Gでも作品制作を担当しました。
1990年の彼の他界後、「 Designhuset 」は、
「 Formakademin 」として陶器専門学校となり、
現在でも沢山の作家をここで育成しています。
【 コンディション 】
★★★★☆
若干の使用感・経年劣化が見られます(内側の光りにかざすと見られる若干の薄いスクラッチなど)が、
特に目立つダメージなどのない大変良い状態です。
※ 内側の縁に見られる薄い白っぽい部分(最後から2枚目)は、製造過程で釉薬が薄くついたもの、
また、外側のストライプに見られるちょっとした凸凹なども製造過程でついたものです。(掲載画像)
【 原産国 】 スウェーデン
【 スタンプ 】 Rorstrand Sweden Entre
【 サイズ 】 直径 10.5(口径)-5.5(底径)cm 高 4cm
【 重量 】 200g( 商品のみ )
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