【 説明 】
スウェーデンの Upsala Ekeby（ウプサラエケビィ）社に1949〜72年にかけて在籍した
Mari Simmulson（マリ・シムルソン）のデザインによる陶器ケース/オブジェのご紹介です。
製造年は、なんと在籍初年度である1949年！の作品、
しかもたった１年間のみの製造の大変レアな一点となります。
最初の方の作品には”作品/シリーズ名”がなかった為、
こちらも無名の作品となります。
こちらのシリーズは、他にもボウルや大小さまざまな花瓶が商品展開されておりました。
ご覧の通り、クリームとホワイトの優しい色合で優雅なパターンが入った、
ふわふわ。。。♪としたガーリーで乙女チックナ雰囲気のこちらの作品。
本来”陶器ケース”と言うことで販売されていたようですが、
平たい花瓶として、中にミニ剣山を入れてお花を活けても良いかと思いますし、
この完成度ですので、このまま陶器のオブジェとして
チークのチェストの上などに飾っても素敵です。
彼女の作品コレクターさんに是非お勧めの、
次回いつご紹介できるか分からないMariの初年度作品の大変素晴らしい一点です☆
☆ Mari Simmulson ☆
１９１１年エストニア生まれ。
３０年代にアラビア社につとめ、
４４年にスウェーデンに移住後、
Gustavsberg StudioのWilhelm Kage(ヴィルヘルム・コーゲ)に
師事した素晴らしい履歴があるだけあって、
彼女の作品は、ストックホルムナショナルミュージアム、V&Aロンドンを始め、
その他世界各国の美術館にてコレクションされています。
７２年にエケビィ社が閉じるまで活躍したデザイナーで、
彼女の作品は、同社のコレクター達の間で高価に取引されている人気アイテムです。
〜 日本では、Gustavsberg社ほどは知られていないと思いますが、
スウェーデン陶器製品を代表する窯の一つです。
以下、Upsala Ekeby社について簡単にご説明致します。 〜
１８８５年、スウェーデンの北にある有名な大学町・ウプサラ
（日本からの留学生も多いようですね。）のEkeby村で、
当初はタイル・レンガの製造を主にしておりましたが、
1920年頃からそれでま外国の製品をコピーしていたのをやめ、
アーティストやデザイナーを雇用し、
オリジナル・デザインのスウェーデン陶器を製作するようになりました。
20〜50年代にかけ、西欧では良く知られる一大ブランドに成長しましたが、
時代の流れにともない70年代に閉窯。
今では、ウプサラ・エーケビィ（ゲフレ）の作品は、
多くのアンティーク・コレクターの間で取引されるようになりました。
【 コンディション 】
★★★★☆
裏面の端の方にチップがございます。（※参照：２段目１〜３枚目）
低い位置、裏目にある為、通常飾っている際には殆ど目に付かず、
真横から撮影した写真でも殆ど分かりません（※参照：最後から２枚目）
が、お値段は上記を考慮したものとなっておりますので、
ご理解頂いた上でのご購入をお願いいたします。
その他、若干の使用感・経年劣化が見られますが、
上記以外には目立つダメージなどのない大変良い状態です。
※ 花瓶に１箇所シールの跡がありますので（※参照：最後の画像）、気になる場合は、
ぬるま湯につけたタオルなどで湿らせてきれいに取ってあげてください。
【 原産国 】 スウェーデン
【 スタンプ 】 UE Sweden 4024 Maris
【 サイズ 】 5（口径）-13（中央）-10.5（底径）cm 高 6cm
【 重量 】 ６００ｇ（ 商品のみ ）
※ こちらは1kgまでのお手紙扱いor保険付きの送料となりますので、
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