【 説明 】
スウェーデンの Upsala Ekeby(ウプサラエケビィ)社(Gefle/ゲフレ)
より製造・販売された、Berit Ternell/ベリット・ターネルのデザインによる
ティーカップ&ソーサーのご紹介です。
Inka/インカ・シリーズとして販売されたこちらの製品は、他にもプレート、
コーヒーカップなどがあり、カップ類は、ソーサーが琥珀色のものもございますが、
今回当店で買い付けたのは、
こちらのダークオリーブのお色のソーサーとの組み合わせとなります。
製造年は、非常に短い1966-67年の約2年間でした。
シリーズ名の”インカ”から想像できるように、カップの表面に、
ちょっとエギゾチックな、お花とバネを組み合わせたようなイラストが
入っており、このイラスト部分に、ソーサーの色に反映するように、
グリーンとダーク・オレンジの色がつけられています。
カップはティーカップですので、やや大きめ。
カフェオレを頂いたりしても良いかと思います♪
市場になかなか出てこないレアなお品ですので、北欧のカップ・コレクターの方は、
こちらの機会をどうぞお見逃しなく。。。!
☆ Berit Ternell/ベリット・ターネル ☆
1929年スウェーデン第2都市ヨーテボリ生まれ。
Lisa Larssonの同期生としてヨーテボリの工芸学校に学ぶ。
学校を卒業後すぐにUEの研修生として席を置き、
51年にヨーテボリで開催された美術展覧会では既に注目を浴び始める。
50年代には、イギリスのバートン・オン・トレントのTG Green陶器を始め、
スウェーデンのガラス工房ReijmyreやRorstrandの製品デザイン、
またテキスタイル・デザインなどに携わる。
57年にGefleに移動してからは、
Kosmos/コスモス・シリーズを始め沢山の代表作を次々と生み出し、15年間在籍。
67年には、Kosmosシリーズの功績を受けて
オランダ・ユトレヒトで”Gulden Vorm賞”を受賞。
ゲフレ退社後は、ヨーテボリのアートアカデミーで20年間教鞭をとるほか、
個展などで活動を続けました。
〜 日本では、Gustavsberg社ほどは知られていないと思いますが、
スウェーデン陶器製品を代表する窯の一つです。
以下、Upsala Ekeby社について簡単にご説明致します。 〜
1885年、スウェーデンの北にある有名な大学町・ウプサラ
(日本からの留学生も多いようですね。)のEkeby村で、
当初はタイル・レンガの製造を主にしておりましたが、
1920年頃からそれでま外国の製品をコピーしていたのをやめ、
アーティストやデザイナーを雇用し、
オリジナル・デザインのスウェーデン陶器を製作するようになりました。
20〜50年代にかけ、西欧では良く知られる一大ブランドに成長しましたが、
時代の流れにともない70年代に閉窯。
今では、ウプサラ・エーケビィ(ゲフレ)の作品は、
多くのアンティーク・コレクターの間で取引されるようになりました。
※ 今回同じコンディションのお品が在庫に: 2点 ございますので、
ご注文いただきましたら、当店でセレクトしたC&Sを発送させていただきます。
【 コンディション 】
★★★★☆
ソーサー表面に光のかざすと見られる小さなスクラッチが確認でき、
その他、若干の経年劣化・使用感が見られるとは思いますが、
特に目立つダメージのない大変良い状態です。
【 原産国 】 スウェーデン
【 スタンプ 】 UE Gefle Sweden
【 サイズ 】
・カップ: 高 7cm 横 11cm 直径 9.5-6.5cm
・ソーサー: 高 2.5cm 直径 16cm
【 重量 】 450g( 商品のみ )
※注!: こちらのアイテムはお品1点のみで、450gございますので、
梱包しますと500gを超え、
1kgまでのお手紙扱い、または保険付きでの発送が一番お安くなりますので、
送料をこちらの表にて確認の上、
ご注文いただけますようお願い申し上げます。
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