【 説明 】
スウェーデンの Upsala Ekeby(ウプサラエケビィ)社より製造・販売された
Berit Ternell/ベリット・ターネルのデザインによる
陶器壁掛”Fluer”のご紹介です。
製造年は、残念ながらUEが閉窯するまでの70〜72年の約2年間。
題名”Fluer”(フルール)はフランス語で”お花”のこと♪
作品を見れば納得のお名前ですね。
同作品では、他にも数種類のカラーがございます。
今回ご紹介は、大変レアな美しいグリーンカラーの一点。
大きくてぷっくりしたモチーフたち一つづつ、
それぞれ独自の個性があって愛嬌があります☆
そして、よく見ればモチーフはお花だけではなく、
葉っぱもあるのを見過ごさないでくださいね。
また、こちらの作品で面白いのは裏面を見ると分かりますが、
付いているフックの場所を変えることによって、
縦向きにも横向きにも楽しんでいただける点でしょうか。
玄関先はもちろん、家族みんながあつまるラウンジや
また和室にもピッタリの大変素敵な一点です。
☆ Berit Ternell/ベリット・ターネル ☆
1929年スウェーデン第2都市ヨーテボリ生まれ。
Lisa Larssonの同期生としてヨーテボリの工芸学校に学ぶ。
学校を卒業後すぐにUEの研修生として席を置き、
51年にヨーテボリで開催された美術展覧会では既に注目を浴び始める。
50年代には、イギリスのバートン・オン・トレントのTG Green陶器を始め、
スウェーデンのガラス工房ReijmyreやRorstrandの製品デザイン、
またテキスタイル・デザインなどに携わる。
57年にGefleに移動してからは、
Kosmos/コスモス・シリーズを始め沢山の代表作を次々と生み出し、15年間在籍。
67年には、Kosmosシリーズの功績を受けて
オランダ・ユトレヒトで”Gulden Vorm賞”を受賞。
ゲフレ退社後は、ヨーテボリのアートアカデミーで20年間教鞭をとるほか、
個展などで活動を続けました。
〜 日本では、Gustavsberg社ほどは知られていないと思いますが、
スウェーデン陶器製品を代表する窯の一つです。
以下、Upsala Ekeby社について簡単にご説明致します。 〜
1885年、スウェーデンの北にある有名な大学町・ウプサラ
(日本からの留学生も多いようですね。)のEkeby村で、
当初はタイル・レンガの製造を主にしておりましたが、
1920年頃からそれでま外国の製品をコピーしていたのをやめ、
アーティストやデザイナーを雇用し、
オリジナル・デザインのスウェーデン陶器を製作するようになりました。
20〜50年代にかけ、西欧では良く知られる一大ブランドに成長しましたが、
時代の流れにともない70年代に閉窯。
今では、ウプサラ・エーケビィ(ゲフレ)の作品は、
多くのアンティーク・コレクターの間で取引されるようになりました。
【 コンディション 】
★★★★☆
メイン画像で見ると、一番上の左の葉っぱがある方の縁に、
1x2mmほどの表面の釉薬が薄く剥がれた箇所がございます。(※参照:詳細画像)
小さなものであること、作品中の色合いと殆ど同じとうこともあり、殆ど目立ちません。
その他、若干の経年劣化が見られるとは思いますが、
特に目立つダメージのない大変良い状態です。
※ 裏にフックがついております(※参照:詳細画像)ので、このまま飾っていただけます。
【 原産国 】 スウェーデン
【 スタンプ 】 UE Sweden 0111T BT
【 サイズ 】 縦 29.5cm 横 15cm 厚 1.2-2.5cm
【 重量 】 1500g( 商品のみ )
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