【 説明 】
スウェーデンの Upsala Ekeby(ウプサラエケビィ)社に
60・70年代にフリーランスのアーティストとして在籍した
Dorothy Clough(ドロシー・クロフ)のデザインによる
陶器壁掛けのご紹介です。
製造年は、1969-71年の3年間。
ご覧の通り、スウェーデンの”長靴下のピッピ”を思わせますが、
実はこちらは、作家さんのドロシーさんの娘さんのLinda/リンダさん
がモチーフとなった作品です。
Lindaシリーズでは他に、3サイズある
フィギュアがございます。
娘さんは、自然の中でのびのびと育ったのでしょうね。
軽やかな白いワンピースに、お下げ髪のLindaちゃんの周りには、
赤い実のなった木や色とりどりのお花、
蝶々、コトリさんそしてハリネズミさんなどの動物達でいっぱいです☆
Lindaちゃんの表情も、おてんばで何か楽しいイタズラを考えているような。。。
見ているだけで、なんだか嬉しい気分になってくる作品です♪
こんなかわいらしいモチーフですので、
お子様のお部屋に飾ってあげてもいいかもしれません。
スウェーデンでも人気のある作品となりますので、
是非こちらの機会をお見逃しなく!
☆ Dorothy Clough(ドロシー・クロフ)☆
1930年イギリス生まれ。
エディンバラの芸術大学を卒業後、海外研修生としてスウェーデンへ。
54年にGefleに研修生として入社。57年まで在籍。
その後60・70年代は、フリーランス作家として、
主にUEやGefleにて沢山の作品を担当。
〜 日本では、Gustavsberg社ほどは知られていないと思いますが、
スウェーデン陶器製品を代表する窯の一つです。
以下、Upsala Ekeby社について簡単にご説明致します。 〜
1885年、スウェーデンの北にある有名な大学町・ウプサラ
(日本からの留学生も多いようですね。)のEkeby村で、
当初はタイル・レンガの製造を主にしておりましたが、
1920年頃からそれでま外国の製品をコピーしていたのをやめ、
アーティストやデザイナーを雇用し、
オリジナル・デザインのスウェーデン陶器を製作するようになりました。
20〜50年代にかけ、西欧では良く知られる一大ブランドに成長しましたが、
時代の流れにともない70年代に閉窯。
今では、ウプサラ・エーケビィ(ゲフレ)の作品は、
多くのアンティーク・コレクターの間で取引されるようになりました。
【 コンディション 】
★★★★☆
若干の経年劣化・使用感は見られる(特に裏面の素焼き部分の薄い擦れなど。※参照:掲載画像)ますが、
特に目立つダメージのない大変良い状態です。
【 原産国 】 スウェーデン
【 スタンプ 】 Sweden 9090 DC
【 サイズ 】 縦 19cm 横 14.5cm 厚 約1cm