【 説明 】
スウェーデンの Upsala Ekeby(ウプサラエケビィ)社に1933〜52年にかけて在籍した
Anna Lisa Thomson(アナ・リサ・トムソン)のデザインによる
白い子熊さんオブジェのご紹介です。
1930〜40年代にかけて製造・販売された
もうそろそろアンティークと呼べる大変古いお品。
こちらの作品、スタンプやステッカーなどはついていないのですが、
スウェーデンにあるUpsala Elebyの博物館などでも展示されており、
Upsala Ekebyの前進であるSt.Eriks工房時代から作られていた
動物のフュギュアとなります。
また、
以前ご紹介したこちらでは、アッシュトレイの飾りとして登場しておりましたね。
今回ご紹介するのは、やんちゃな様子が伝わってくる愛嬌たっぷりの子熊さんですが、
他にも、わんちゃん、ねこちゃん、お馬さん、バンビ、などあり、
色合いも、白い作品がおおいですが、水色、青、黄色、緑、茶色など、
いろいろと展開されている作品もございます。
非常に古いお品ですが、どことなく北欧デザインが感じられるデザインも素敵です。
大地にしっかりと足を下ろし、何かに耳を傾けながら、お話をしている様子が伝わってくる様子が愛らしく
両手に包んで思わず頬ずりしたくなってしまいます。。。♪
皆様のご自宅で、末永く可愛がってあげてください☆
〜 日本では、Gustavsberg社ほどは知られていないと思いますが、
スウェーデン陶器製品を代表する窯の一つです。
以下、Upsala Ekeby社について簡単にご説明致します。 〜
1885年、スウェーデンの北にある有名な大学町・ウプサラ
(日本からの留学生も多いようですね。)のEkeby村で、
当初はタイル・レンガの製造を主にしておりましたが、
1920年頃からそれでま外国の製品をコピーしていたのをやめ、
アーティストやデザイナーを雇用し、
オリジナル・デザインのスウェーデン陶器を製作するようになりました。
20〜50年代にかけ、西欧では良く知られる一大ブランドに成長しましたが、
時代の流れにともない70年代に閉窯。
今では、ウプサラ・エーケビィ(ゲフレ)の作品は、
多くのアンティーク・コレクターの間で取引されるようになりました。
【 コンディション 】
★★★★☆
正面から見て左足の先の部分に直径2mmほどの釉薬のチップがございます。(※参照:2枚目・最後)
その他、若干の経年劣化・使用感が見られるとは思いますが、
上記以外には、特に目立つダメージなどのない大変良い状態です。
【 原産国 】 スウェーデン
【 サイズ 】 高 8cm 横Max 11.5cm 幅Max 8cm