【 説明 】
スウェーデンの Upsala Ekeby(ウプサラエケビィ)/Gefle(ゲフレ)社に40年代〜60年代にかけて在籍した
Lillemor Mannerheim(リッレモール・マンネールハイム)のデザインによる
美しいシュガーケースとクリーマーのご紹介です。
Lillemor Mannerheimと言えば、有名なデザイナーと言うだけでなく、
フィンランドの伯爵夫人としての称号も持っていたんですよ。。。☆
こちらは、スウェーデンには、沢山のコレクターがいる
「Mangania/マンガニア」シリーズの一点で、
マットな仕上がりの真っ黒の釉薬を使用した作品たちは、
テーブルウェアのみならず、オブジェなど多岐にわたっています。
Manganiaシリーズ製造当時の50年代に、
新型の釉薬として発表されたこちらの釉薬を使用した作品たちは、
手に取るとしっとりと優しく、また落ち着いた高級感があり、
当時は大変なヒット製品となりました。
m.i.S.店主の私がもう何年も愛用しているティーポットもこちらの一点です。。。♪
今回は、いろいろあるお品のうち、大変珍しいシュガーケースとクリーマーを買い付けました☆
小さめサイズですので、お一人、お友達2人とのティータイム、コーヒータイムに、
お上品にテーブルトップを飾ってくれます。
一緒にシュガーケース、クリーマーとして使用していただく他、
別々に、ソルトケース、デザートのシロップ入れとして使っていただいても良いかと思います。
シンプルであるがゆえ、タイムレスに長い間愛用できる素晴らしいセット。
市場にも余りでてこないレアなセットですので、こちらの機会を是非お見逃しなく。。。♪
☆ Lillemor Mannerheim/リッレモール・マンネールハイム ☆
1927年フィンランド・ヘルシンキ生まれ。
45-49年の間ストックホルムの芸術学校で学び、46-47年にアラビアで実習生として勤めた後、
48-49年には、イギリス・イタリアへ留学し、49年よりGefle/Upsaka Ekebyに一時在籍。
50-52年までパリに留学後、改めてGefle/Upsaka Ekebyに在籍。
その後60年に退職するまで、Mangania他、数々の作品を手がけました。
60-64年は、今度はRorstrand/ロールストランドに移籍。
その後、伯爵であったご主人がフィンランドで城主となるに伴い、フィンランドに戻り、
フィンランドではフリーランスとしてArabia/アラビアでの作品をいつくか手がけます。
1994年フィンランドにて永眠。
彼女の作品は、パリの美術館やスウェーデンの美術館で見ることができます。
〜 日本では、Gustavsberg社ほどは知られていないと思いますが、
スウェーデン陶器製品を代表する窯の一つです。
以下、Upsala Ekeby社について簡単にご説明致します。 〜
1885年、スウェーデンの北にある有名な大学町・ウプサラ
(日本からの留学生も多いようですね。)のEkeby村で、
当初はタイル・レンガの製造を主にしておりましたが、
1920年頃からそれでま外国の製品をコピーしていたのをやめ、
アーティストやデザイナーを雇用し、
オリジナル・デザインのスウェーデン陶器を製作するようになりました。
20〜50年代にかけ、西欧では良く知られる一大ブランドに成長しましたが、
時代の流れにともない70年代に閉窯。
今では、ウプサラ・エーケビィ(ゲフレ)の作品は、
多くのアンティーク・コレクターの間で取引されるようになりました。
【 コンディション 】
★★★★☆
正面から見て、注ぎ口の右側の上の縁が薄く1mmほど
チップしているように見られます。(※参照:最後の画像)
その部分も周りと同じ黒いお色なので、パッと見た感じでは、殆ど分かりません。
その他、若干の使用感(底面や、表面のちょっとした擦れなど。※参照:掲載画像)・
経年劣化が見られるとは思いますが、
特に目立つダメージなどのない大変良い状態です。
【 原産国 】 スウェーデン
【 スタンプ 】 UE Gefle Sweden Mangania
【 サイズ 】
・シュガー: 高 3cm 直径 9cm
・クリーマー: 高 6.4cm 横(含・ハンドル) 10cm 直径 5(口径)-6(中央)-4(底)cm
【 重量 】 200g( 商品のみ )
!☆! 送料の目安は、
こちら
をご参考くださいませ。