【 説明 】
スウェーデンを代表する絵本作家、
エルサ・ベスコフ/Elsa Beskowによる挿絵の絵本/絵詩集のご紹介です。
子供の頃おばあちゃんが話してくれたお話に絵を付けて、23歳の頃、
1897年に出版された彼女のデビュー作:
「ちいさな ちいさな おばあちゃん/Sagan om den lilla, lilla gumman)」は、
現在も読み継がれている作品で、miS店主の我が家でも、
子供たちが小さい頃に良く読んであげた思い出の一点です☆
こちらは、1905年が初版の、教師であり詩人でもあった
Jeanna Oterdahl/イェンナ・オーテルダールの詩に、
エルサ・ベスコフが挿絵をつけた作品☆
スウェーデンの自然を題材とした短編の物語は、
森に咲く草花やきのこをテーマとした詩からできており、
最後に出てくる「Kantareller/あんずだけ」と言う詩には、
その後美しメロディが付けれ、
我が家の子供たちと沢山一緒に歌った唄でもあります。
ページの左側にイェンナ・オーテルダールの詩、
右にエルサ・ベスコフの挿絵が入っており、
挿絵はどれを見てもため息をつく美しさと愛らしで溢れており、
見ているだけで心が癒される作品です。。。♪
彼女の作品は、沢山の本が翻訳されて日本でも販売されていますが、
こちらの本に関しては、翻訳本はないようです。
※ ハードカバー
※ 最後の画像は、今回の新着UPでご紹介している他の絵本と一緒に撮影したものとなります。
【作者:エルサ・ベスコフ/Elsa Beskow】
1874年2月11日ストックホルム生まれ。
15歳で父を亡くし、その後、母と5人の妹たちと一緒に
母方の未婚の叔母2人と叔父1人と生活するように。
教師として自立していたおばたちを見て、
女性として手に職をつけることの大切さを実感、
その後シリーズ化された「みどりおばさん、ちゃいろおばさん、
むらさきおばさん/Tant Grön, tant Brun, tant Gredelin」は、
その叔母たちからの影響を受けて描き上げた作品です。
1897年に出版されたデビュー作「ちいさな ちいさな おばあちゃん/
Sagan om den lilla, lilla gumman)」以降も、
絵本作家であり、児童文学作家や挿絵家として多岐にわたって活躍し、
1953年に永眠。
日本でも、沢山の彼女の本/絵本が翻訳されて出版されています。
【 コンディション 】
★★★☆☆
表裏背表紙に使用感・経年劣化(表面の薄汚れやキズ、背表紙の布の色褪せ、
角部分の小さな潰れなど。※参照:掲載画像)が見られます。
見開きのページとその裏のページには、
以前、青いパールヒヤシンスの押し花があった所に、薄い色の沈着があり、
最後のページには、名前の書いたステッカーがはってあります。
(※参照:掲載画像)
3/4ページ目の下に8mmほど、15/16ページ目の上は、3cmほどの破れあり。
(※参照:最後から2、3+4枚目の画像)
その他は、特に目立つダメージもなく、色合いもきれいな良い状態です。
以前、愛読されていた古い本となり、目立つものに関しては記載しておりますが、
上記以外にも経年劣化・使用感がある可能性がございますこと、
ご理解頂いた上でのご購入をお願いいたします。
※ 表紙にある薄いシワのようなものは、製造過程で出来たものとなります。(※参照:3枚目の画像)
【 作者 】 エルサ・ベスコフ/Elsa Beskow
【 ページ数 】30ページ
【 出版社 】 Albert Bonniers Forlag
【 出版年 】 1976年(初版は1905年)
【 サイズ 】 縦 30.5cm 横 25cm