【　説明　】
南スウェーデン・Helsingborg（ヘルシンボリ）にある陶器メーカーDeco社が
５０〜７０年代にかけて販売した、花瓶のご紹介です。

今でも沢山コレクターのいるRosa　Ljung（ロサ・ユング）によるデザイン。

彼女のコレクションは、動物のフィギュアの置物から、
花瓶、キャンドル・スタンド、小物入れといろいろとあり、
ちょっと丸みを帯びたフォームが人気の理由でしょうか。

当店で良くご紹介するのは、小鳥さんのオブジェたちですが、
ロサユングと言えばもう1つ有名なデザインがあり、
それがこちらのお顔フォルムの花瓶となります♪

初めて見たときは、そのインパクトになかなかビックリしたものですが、
見れば見るほど芸術作品のようで味があり、
またヴィンテージ特集の記事など見ていると、
これらのインパクトのある花瓶が、さりげなくチークのストリングの棚などに飾ってあり、
これがまたなんとも素敵なのです☆

お顔フォルムの花瓶も様々なデザインがあり、色の配色も単色のものから、
今回ご紹介のような白をベースに何種類かの色で着彩したものがあります。

こちらは、頭の後ろや首の部分にお花の飾りがあることから、
”お花の女神様”を思わせる作風の一点♪

高さ18cmと、大きさもややございますので、存在感もなかなかのもの。

このままオブジェとしてインテリアに取り入れていただくのはもちろん、
本来”花瓶”の役割を持つものですので、
中にお花のブーケなどを飾ってももちろん素敵です。

コトリさんのオブジェなどと比べ、こちらのお顔フォルムの花瓶、
市場にもなかなか出てきませんので、
ユニークな作品をお探しの方は、是非こちらの機会をお見逃しなく。


【 コンディション 】
★★★☆☆
全体的に貫入（製造過程で出来たもの）があり、この部分に若干の色の沈着が見られます。
（※参照：掲載画像全て）

その中でも両目の下の貫入の色の沈着はやや目に付き、また、下唇の下の方、
表面の釉薬が剥がれたところに色の沈着が確認できます。（どちらも※参照：2段目・1枚目）

右側面の耳（右耳）のデコー部分の下の方に小さなチップ、
また底の付け根のところにも小さなチップが確認できます。（どちらも※参照：1段目・最後）

裏側の飾りの先部分、グリーンの釉薬の所に小さなチップがございます。（※参照：1段目・3枚目）

口部分の波型の縁のやや内側に1箇所チップがございます。（※参照：2段目・2枚目）

後ろ面の上の方についている3つの穴の内、真ん中の穴の所に表面の釉薬が薄く剥がれ、
色の沈着が確認できる箇所がございます。（※参照：2段目・3枚目）

また、内側は、貫入部分に色の沈着が見られます。（※参照：2段目・4枚目）
上記の通りですが、花瓶やオブジェとしてこれからもまだまだ活躍してくれる良い状態です。


【 原産国 】 　スウェーデン

【 スタンプ 】 Deco Helsingborg 612/2 made in Sweden

【 サイズ 】　　高 18（前部）-20（後部）cm　直径 12（口径）-8（底径）cm　

【 重量 】 　　７５０ｇ（　商品のみ　）

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