【 説明 】
スウェーデンの Upsala Ekeby(ウプサラエケビィ)社より製造・販売された
Berit Ternell/ベリット・ターネルのデザインによる
陶器製貯金箱”Skidflicka”のご紹介です。
製造年は、残念ながらUEが閉窯するまでの70〜72年のたったの約2年間。
題名”Skidflicka”(フイードフリッカ)は”スキー少女”のこと♪
作品を見れば納得のお名前ですね。
こちらは”貯金箱”になった作品ですが、
同シリーズでは、他にも全く同じサイズのオブジェのお品もございます。
通常こういった大きな窯元の貯金箱は、インテリアを中心として作られているからなのか、
昔は、貯まったら作品を割ってお金を取り出していたからか、
”お金を出す部分”がないものが多いのですが、
こちらはしっかり底にゴムの蓋がついて
(きちんと開け閉めできます。確認済み)いるのが嬉しいです。。。♪
作品自体、まるで日本の”ゆきんこ”を思わせる
頭からすっぽり帽子が被った姿容が大変愛らしく、
両手にスキー板とステッキを持って、いざ出陣!と言ったところでしょうね。
嬉しそうな少女の表情からも、これから過ごす楽しい一時が想像できます。。。☆
上記ご案内の通りですので、貯金箱としてはもちろん、
このまま飾っておいても大変かわいらしいオブジェとなる、一石二鳥の作品です。
季節ごとにインテリアをアレンジして楽しむ方は、
冬用のアイテムとしてラウンジなどに飾っていただき、寒い冬も更に楽しく過ごすことも。
大変レアなお品ですので、こちらの機会をどうぞお見逃しなく。。。!
☆ Berit Ternell/ベリット・ターネル ☆
1929年スウェーデン第2都市ヨーテボリ生まれ。
Lisa Larssonの同期生としてヨーテボリの工芸学校に学ぶ。
学校を卒業後すぐにUEの研修生として席を置き、
51年にヨーテボリで開催された美術展覧会では既に注目を浴び始める。
50年代には、イギリスのバートン・オン・トレントのTG Green陶器を始め、
スウェーデンのガラス工房ReijmyreやRorstrandの製品デザイン、
またテキスタイル・デザインなどに携わる。
57年にGefleに移動してからは、
Kosmos/コスモス・シリーズを始め沢山の代表作を次々と生み出し、15年間在籍。
67年には、Kosmosシリーズの功績を受けて
オランダ・ユトレヒトで”Gulden Vorm賞”を受賞。
ゲフレ退社後は、ヨーテボリのアートアカデミーで20年間教鞭をとるほか、
個展などで活動を続けました。
〜 日本では、Gustavsberg社ほどは知られていないと思いますが、
スウェーデン陶器製品を代表する窯の一つです。
以下、Upsala Ekeby社について簡単にご説明致します。 〜
1885年、スウェーデンの北にある有名な大学町・ウプサラ
(日本からの留学生も多いようですね。)のEkeby村で、
当初はタイル・レンガの製造を主にしておりましたが、
1920年頃からそれでま外国の製品をコピーしていたのをやめ、
アーティストやデザイナーを雇用し、
オリジナル・デザインのスウェーデン陶器を製作するようになりました。
20〜50年代にかけ、西欧では良く知られる一大ブランドに成長しましたが、
時代の流れにともない70年代に閉窯。
今では、ウプサラ・エーケビィ(ゲフレ)の作品は、
多くのアンティーク・コレクターの間で取引されるようになりました。
【 コンディション 】
★★★★☆
スティックの下の丸くなっている部分の上の面、
丁度正面当たりに表面が薄く剥がれた小さな箇所がございます。
(※参照:メイン・詳細画像。 色が少し薄くなっている箇所です。)
ご使用には問題ございません。
その他、若干の経年劣化・使用感(ちょっとした汚れなど。)が見られますが、
特に目立つダメージのない大変良い状態です。
※ こちらはオリジナルのステッカーも残っています♪
【 原産国 】 スウェーデン
【 スタンプ 】 UE Sweden 0162T BT
【 サイズ 】 高 16cm 横 13cm 奥 10.5cm
【 重量 】 550g( 商品のみ )
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